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社寺建築の進め方
 ひとつひとつ、階段を上るように時間をとって、進めることが大事です
1、全体計画・構想
  様式:用途、神社・寺院、各宗派によって造りが違います。
  構造:木造、鉄骨、鉄筋コンクリート造
  規模:建物の階数、面積
  費用:建築工事・神具・仏具・家具什器・境内整備
  資金:捻出・勧募・目途(3〜5年)
※50年、100年先の事を考えて計画する事が大事です。
※宗派の様式・年代・地方習慣・組織・使用形式に注意します。
※近年完成した建物見学し、施主からの意見を参考にします。

2、基本計画
基本設計:平面、姿図、配置図
 概算書:坪単価等でもよいと思います
 完成までの期間
 設計、入札施工者選定、入札、施工者決定、工事契約、起工式、上棟式、完成、落慶式
※社寺建築の専門家に作成してもらいます。
基本設計は、これからのスタートするうえで、大変大事なことです。これによって工事の完成建物の良し悪しが決まってきます。
設計事務所、又は施工会社に社寺設計部があります。営業の人ではなく、直接建築士(出来れば1級建築士)の人に会って作成してもらうと間違いないかと思います。

無料で行なっている所もありますが、出来れば金額をきめて、作成してもらった方が良いと思います。
この時大切な事は、基本設計と本設計・工事は別と考えてもらう事です、その会社に依頼するとは限らない事を、事前に話しておきましょう。
※設計事務所・施工会社は、特別な事情を除いては寺院建築の経験の豊富な専門家にお願いしたほうが、安心できます。
以上、総代会、建設委員会で、説明会を行い、正式にスタートします。

3、本設計(趣意書作成・勧募お願い)
設計契約:設計図書作成
設計図完成、建設委員会説明会 確認申請届出
※もし、地元施工者で、社寺建築専門でない場合は見積落とし等でてきます。出来れば、設計者に数量書等作成してもらい、少しでもより良い物が出来るよう助言をうけた方が良いでしょう。

4、施工者の選定
経歴書だけでなく完成した建物を見学させてもらいます。
社寺建築の施工技術能力、直接宮大工を抱えているか。
会社規模、経営状態、対応検査等

5、入札
現場説明、(設計図書を渡し、見積お願いします。)

6、施工業者決定・工事請負契約  
見積内容建設委会員検討、施工者決定契約を、結ぶ。

7、工事着手
地鎮祭、上棟式 (材木検査、原寸確認等) 一ヶ月に一度工程説明受ける。

8、完成引渡し・付帯工事・境内整備
役所検査、建設委員検査、引き渡し説明を受ける
1年後に建物の点検をしてもらう。

9、落慶式
いろいろと準備がありますので、半年から一年後が多いようです。

※設計と施工を一緒に行なう場合は、設計能力だけではなく、施工能力もその時点で判断しなくてはなりません。工事の監理も行なう事になります。
建築する側が検査も行なう事になりますので、今は設計と施工は別々が多くなっています。
海外では、法的に一緒では認められていない国もあります。


 
耐震補強工事の進め方
(社寺建築の耐震診断は、工法が一般建築とは異なる為、社寺専門の設計者にする事をお勧めします。)
1、現地建物調査 :建物の年代、地盤、地域(昔そこの状況、山、田んぼ等、詳しく聞き取りを行います。)
2、耐震診断 :診断説明・地盤・基礎・柱・梁・屋根・壁等状況、診断結果
3、耐震補強・図面作成 :補強内容説明・・どこを補強してどれぐらい強度がますのか説明します。
4、入札 :現場説明、設計図書を、施工者に渡し見積金額出してもらう。
5、施工業者決定・工事契約 :委員会で検討施工者をきめる。工事契約締結、追加工事なるべくでないよう注意する。
6、工事着手 :木等が、古くもろくなっていますので、撤去・解体は注意深く行ないます。
7、工事完成 :完成、引き渡しの説明を受けます。施工者に一年後点検をしてもらう。
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